●キクイモとは?
 キクイモとは根塊を食用とする菊科ヒマワリ属の植物です。
 花が、菊に似ていて根の部分が、芋状のため『菊芋』と名づけられたと言われています。
 食用として、利用されるのはその根の部分です。
 キクイモは乾燥に強い植物です。
 キクイモは北アメリカ先住民(インディアン)の貴重な食材とされた根に塊をつくる植物です。
 キクイモが日本に渡来したのは江戸時代末期です。キクイモの学名はHerianhus tuberosuといいます。
 意味はギリシア語に由来し、ヘリアンツス(太陽の花)ツベロスス(塊茎状)です。

 ●キクイモの主成分は?
 キクイモの主成分は食物繊維イヌリン約10%以上も含有しており、糖尿病・肥満・高中性脂肪に有効であると注目されています。
 このイヌリンは塩分や糖を体外に排出し腸内の善玉菌を増やします。
 自然の中にイヌリンを含んだものとして、ダリア・タンポポ・ゴボウ・チコリー・アザミ等キク科の植物に多いといわれています。
 現在わかっている中でイヌリン含有量が最も多いのが「キクイモ」です。
 菊芋の栄養組成は、乾燥重量に対して粗脂肪3.6%、繊維1.7%、タンパク質10.6%、糖質69%、 ミネラル2.1%とのデータがあります。

 ●イヌリンとは?
 イヌリンはノンカロリーの糖質で、分解しても果糖にしかなりません。
 果糖は血糖値をほとんど上げません。
 イヌリンは菊芋に含まれているイヌラーゼという酵素によって分解され、フラクトオリゴ糖になります。
 イヌリンは腸内ではビフィズス菌などの善玉菌の餌です。
 善玉菌が増え、悪玉菌が減ります。腸を綺麗にし、消化吸収を良くします。
 イヌリンは脂肪を包み込んで、脂肪の吸収を妨げます。

 菊芋は、環境適性が強く、強健多収で飼料価も高いのですぐれた飼料になります。家畜に与える研究も進められています。
キクイモの成分表
  菊芋100g中の成分     菊芋100g中の
    ミネラル含有量
    菊芋100g中の
    ビタミン含有量
エネルギー  35 i ナトリウム 2mg ビタミンB1 0.07mg
水分  81.2 g カリウム 630mg ビタミンB2 0.05mg
たんぱく質    1.9g カルシウム 13mg ナイアシン 1.7mg
脂質    0.2g マグネシウム 13mg ビタミンB6 0.05mg
炭水化物   12.9g リン 55mg ビタミンC 12mg
イヌリン   2.2g 0.2mg 「天然のインスリン」と呼ばれる
 イヌリンが含まれているので、
 血糖値を気にする方に
 人気があります。
灰分 1.6g 亜鉛 0.3mg

 参考資料
 日本食品標準成分表 
0.16mg
マンガン 0.05mg
 ☆上記以外の成分:酵素(イヌラーゼ・プロティナーゼ・インベルターゼ)等
   必須アミノ酸(ロイジン・リジン・フェニルアラニン・ヒスチジン・メチオニン)等
   サポニン等
 ☆菊芋に含まれる必須アミノ酸は、オレンジジュースやグレープフルーツジュースよりも
   多いと言われております。
 ☆現在わかっている中で、イヌリン含有量が最も多いのが菊芋です。

※出典 KIKUIMOアーサー きくいもハウス およねさん 菊芋普及会 い〜菊芋どっとこむ きくいも畑より発信!